意識テクノロジーと瞑想

マニライトやクリアライトは実際のところ、どんな原理で、どんな効果があるのでしょう。
ある瞑想会の席で、興味津々のメンバーが開発者である山田孝男に質問をぶつけました。

スカラー波の原理とは…

メンバー「今回は、山田先生が開発していらっしゃる意識テクノロジーについてお話をうかがいたいと思います。特に瞑想、意識のレベルに、どう役立つのか、などを聞かせてください」

山田「よく、『ノエラ研究所で作っている製品にはスカラー波を使っている』ということを言っていますよね。『スカラー波』という言葉自体は、ロケット工学、防衛システムなどを研究していたアメリカの科学者、トーマス・ベアーデンが最初に使いはじめたものです。一方、6年前に亡くなったアンドリア・プハリッチという科学者も同じような理論をもっていて『スカラー波』という言葉を使っていました。

 このスカラー波というのは、電磁波、つまり電波と似たようなものなのですが、現在使われている電波とはまったく違うものです。電磁波というのは、ある周波数で振動している波のことです。磁場と電場が大きくなったり小さくなったりして振動し、それによって起きる波です。そして波にはたくさんの周波数があります。たとえば電磁波に当たる低い波は、私たちが音楽として聞いているオーディオ信号です。そのような可聴周波数の低周波信号から、赤外線(不可視光線)や可視光線のように非常に高い周波数の電磁波があります。電磁波は、磁場と電場が振動して起こる波なのですが、スカラー波の場合は、電場、あるいは磁場の大きさだけが変化しているという波なのです。

 物理学の世界には、こうした波を測定する器械はありません。ただ計算上では、この波の存在が出現するわけです。この波は今まで、方程式上に出現しても仮想のもの、と無視されてきたのですが、最近の学説で、目に見えない次元の波が存在し、それが私たち物理的な世界にもいろいろな影響を与えている可能性がある、と発表されました。そしてこの波、スカラー波を人工的に作る方法がいろいろな発明家によって考えられてきたわけです。

 人工的にスカラー波を作る。その最もかんたんな方法は、磁場と磁場がお互いにうち消しあう方向に電流を流す『無誘導巻きコイル』という方法です。ふつうのコイルの場合は、そこにある周波数の信号、電流を流すと信号の変化に応じた磁場ができますが、『無誘導巻きコイル』に信号を流すと、コイルのなかで磁場と磁場がうち消しあって、0になるのです。

 けれど、0になってしまうのはあくまでも物理的、計算上のことです。物理学の世界では、磁場と磁場が10と10の力でうち消しあうときも、1と1の力でうち消しあうときも、いずれも答えは0、価値は同じです。ところが見えない世界では違います。同じようにうち消しあうのでも、10の力でうち消しあうのと、1の力でうち消しあうのとでは答えが違ってくるのです。うち消しあう力が刻々と変化し、ある瞬間には10の力でうち消しあい、ある瞬間には1の力でうち消しあう。そのようにして、うち消しあう磁場によってできた脈動は、目に見えない周波数を作るわけです。そして、そのようにしてできあがったと思われる波は、実は物理学の世界とは別の、様々な変則的な現象を起こすのです。

 たとえば、そうした磁場に置いた水晶が透明になるという現象もあります。私が89年あたりに実験でつきとめたことで、ほかには水も変化することもわかりました。いろいろな変化が起こるのです。スカラー波を出すエネルギー場が、空間からフリーエネルギーをとり出すもとになっていると考え、研究している発明家もたくさんいます。スカラー波を使ったフリーエネルギー装置も、いろいろな人が考えはじめています」

スカラー波には高次の情報がのっている

「そしてスカラー波には、高次元の様々な情報がのっていく性質があります。情報というと、私たちの家々に届くテレビの電波があり、それには音声や映像など様々な情報がのってきます。そのように電磁波にもいろいろな情報がのるわけです。けれど、スカラー波にのる情報はそれらよりもさらに高度な、生物学的な情報、あるいは人の心に影響を与えるような、心の次元の情報がのるのです。今
までの研究の結果からそういうことがわかってきました。

 さらに、私たちの体のなかのいろいろな神経組織、細胞、それらの働きにも、スカラー波の原理が大きな役割を果たしています。私たちの体は生化学的な電磁気を使って動いているわけで、同時にその電磁気と見えないところでセットになっているスカラー波の影響も受けているのです。遺伝子情報がつまっていると言われているDNA分子などもそうです。つまり、我々の体の構造とスカラー波との関係は深いということです。問題はスカラー波の周波数や波形です。私たちの体は、たくさんの一定のリズムの周波数が組みあわさって、健康を維持しているのですが、病気などのときは、そのたくさんのリズム、周波数が不調和な状態になるのです。そのようなときは当然、体内のスカラー波も不調和であるはず。そこで外部から、調和を取りもどす周波数のスカラー波を与えれば体も健康を取りも
どせるはずです。実際に、非常に大きな効果があることがわかっています」

スカラー波の驚くべき効果!


「一番驚くべき報告は、アメリカのグレン・レインという科学者が行った研究です。スカラー波を出すという特殊な電磁コイルを使って、免疫細胞の培養の実験を行ったところ、普通の状態と比べて20倍もの細胞の増殖が行われたというのです。生物学的には20倍ということはありえないそうです。せいぜい1コンマいくつぐらいの率で行われているそうです…。それならば当然、私たちの細胞の働きも強化させることが可能ではないでしょうか」

メンバー「自然界のなかに『スカラー波』と言われるような波はないのでしょうか」

山田「いくつかあります。まず、地球の磁場のゆらぎです。これは地磁気のことで、地磁気は一定の大きさで存在するわけではなく、微少ながら、ある周波数で強くなったり弱くなったりする、たくさんのゆらぎをもって存在します。そのなかで『シューマン・リゾナンス』というゆらぎがあります。ドイツのシューマンという物理学者が最初にそのゆらぎを発見し、『地球の共振周波数である』と言ったのです。そして測定してみたところ、そのようなゆらぎが確かに地磁気のなかにあったのです。

『シューマン・リゾナンス』のゆらぎには基本になる周波数と、それを何倍かした高調波という周波数とがあります。基本の周波数は、だいたい7.5〜8Hz(ヘルツ)、正確には7.83Hzと言われています。それは私たちの脳波のアルファ波とシータ波の境目の周波数と同じです。ほかにも地球の磁場には、高調波では14Hz付近、21Hz付近にもゆらぎが起こります。地球の磁場というのは一定した強さで存在しているのではなく、微少ながらゆらいでいるわけです。そのゆらぎがなぜ起こるかというと、地球上では秒単位で雷が起きていて、たくさんの電波が出ます。そのたくさんの周波数を含んだ電波のなかの、ある周波数の電波(一つの共振の回路としての地球、その地球の周波数に共鳴した電波)が地球の磁場のなかに残り、地球をぐるりと廻るわけです。それが共振周波数を作っていくわけです。これがいわゆる『地球の磁場のゆらぎ、シューマン・リゾナンス』というものです。

 これがなぜ重要なのかというと、実は私たちの体(体を構成している細胞)は長い間、地球の磁場のゆらぎに順応して生きているからです。ところが電気器具の発達によって、様々な周波数の電磁波を受けるようになってリズムが乱されています。たとえばネズミを使った実験では、長時間、ある電磁波にさらされたネズミが白血病になったり、腫瘍ができて長生きができないという結果が出ています。地球の共振の周波数とは別の周波数のなかにおかれ、大変なストレスがかかったためと考えられています。癌などを発症させ、免疫力を弱める原因になると考えられます」

地球のゆらぎとプラーナのゆらぎは一致する !?

「ヒーラーはよく、手からエネルギーを出して病気を治したりしますが、どのようなエネルギーを出しているのかを研究した科学者が何人かいます。そしてわかったことは、手から弱い磁気が出ているということです。磁気コンパスでは測りえないほどの非常に弱い磁気ですが、よくヒーリングする人の手から出るものには強弱があり、そのゆらぎは8Hz付近だというのです。つまり、シューマン・リゾナンスの周波数と一致し、そのエネルギーがヒーリングに効果があると考えられているわけです」

メンバー「プラーナとの関係は、どうですか」

山田「『プラーナ、気とは何であるか』をはっきりと証明した科学者はいません。理論としてはたくさんありますが。しかし、いろいろな研究でわかったことは、『プラーナはスカラー波と同じようなものではないか』ということです。スカラー波次元のエネルギーだという可能性があるわけです。一つは、ヒーラーが手から放射している磁気のようなもの、これがプラーナである、という考えかたもできます。そのプラーナにはいろいろな情報がのり、Aさんというヒーラーが出すプラーナと、Bさんというヒーラーが出すプラーナとでは、のっている情報が違います。

 これは私の考えですが、情報というのはエネルギーと一体です。エネルギー、イコール情報とも言えるわけで、たとえば、物理的な世界のエネルギーには次元が低い粗雑な情報がのり、精神的な高次元の情報はのりにくい。その点、プラーナには電波にはのらない、高度な性質の情報をのせることができるわけです」

メンバー「現在、地球をとりまく環境の変化で、磁場のゆらぎの周波数が高くなっているのではないか、というお話をうかがったことがあります。そうなると、ヒーラーが手から発するエネルギーも変化しているということですか」

山田「そうです。直接的にも間接的にも、スカラー波のバーチャルな世界にも影響を与えるわけです。
 地球をとりまく物理的、あるいは自然環境が変わってきました。オゾン層の破壊、電離層、大気圏外の地球の状態が変化してきている。それにつれ、地球の共振周波数、シューマン・リゾナンスも変化します。太陽の活動も影響します。地球の地磁気もしだいに弱まってきています。最も地磁気が強かったのは約2000年前、キリストが誕生した時代です。その後、しだいに弱くなってきています。

 ところで、地磁気は何でできているかというと、最も有力な説は『ダイナモ説』です。地球そのものが巨大な電磁石で、磁場ができているのだという考えかたで、そのため地球内のマグマの活動や大気圏、あるいは大気圏外の活動が変化してきているというのです。

 地球から何万キロも離れたところに、強い磁場があることも発見されました。1958年の国際地球観測年に発表され、発見者の名前をとって『バン・アレン帯』と呼ばれています。そのように地球は、いろいろなエネルギー場にとりまかれていて、変化を続けているのです。

 そして実は、地球、宇宙、そこににすむ私たち全部が、いろいろなところでつながっています。だから、私たち一人ひとりの健康問題も地球や宇宙の変化とは、無関係ではないのです」

意識テクノロジーを瞑想に活かすには…

メンバー「少し、瞑想についてうかがいたいと思います。スカラー波を搭載した意識テクノロジー、たとえば『クリアライト』や『マニライト』は瞑想に、どのような効果があるのでしょうか。また、使う人の熟練度によって効果が違ってくるのでしょうか」

山田「ノエラの製品全体について言えることは、未知のエネルギー場をつくりだせる、ということです。スカラー波や非ヘルツ波というような科学的な器械では測定できない未知のエネルギー場、気、プラーナのエネルギーと言ってもいいものをです。そのエネルギーと私たちの心は結びつきますから、ノエラ製の器具などを使った場合、当然私たちの心、想念の働きと関係するのです。

 そのエネルギーをどのように利用できるかは、それはその人の意識によって大きく違ってきます。ある特定の目的のために私たちの想念、エネルギーを集中することもできるし、弱めることもできます。器具を理解し、親和性をもつことによって結びつきが深まるわけです。たとえば、それぞれの水のなかに、各々が気のエネルギーを入れるとします。だれの水が病人に、より大きな効果をもたらすかは個々の能力に関わるわけです。その人が水というものを愛し、親和性が高まれば、よりよい情報を含んだエネルギーを水のなかに注入できるのです。このように器具の効果も、使う人の意識によって当然大きな違いがでてくるわけです。

 皆さんも器具を瞑想やヒーリングに用いるなら、先ずは器具を併用した場合の感覚と、何も使用しないで行ったときの感覚、その違いを確かめることから始めてみてください。マニライトの周波数の違いの感覚も、いろいろな場面を体験することで、感が磨かれていくのです。そうするうちに皆さんと器具の親和性、ラポールが確立されていくはずです。そうなれば、皆さんの思いも器具のなかに入っていき、器具がますます生きていきます。入魂されていない仏像と、魂が入った仏像とでは働きがまったく違います。それと、同じようなことが言えるのです」

メンバー「器具の違いによっても、効果は変わるのではないのですか。たとえば、マニライトは電気を使い、クリスタルセブンは電気を使いませんよね」

山田「電気を使う器具も、使わない器具も、空間にあるエネルギーを集中させたり、極性を転換できるという点では共通しています。気のエネルギーは大きく分けて、プラスとマイナス、陽の気、陰の気に分かれます、磁石にN極とS極があるように。プラスとマイナスの間の空間のバリエーションも入れると、いろいろなタイプの気のエネルギーが存在しますが、大きく分ければ陽と陰の気に分かれます。

 一般に使われている言葉で『陰気』という言葉がありますが、それこそ陰の気には健康を害するようなこと、気分を沈ませるような性質の情報が集まりやすいのです。けれど、器具を使えば、そんな陰の気を陽の気に転換することができるのです。そのことは、環境の浄化に結びつきます。気のエネルギーの次元、プラーナの次元、別の言いかたをすれば生命エネルギーの次元で、負の環境も正の環境に整えることができるのです」

形がもつ重要な意味

メンバー「環境の浄化というと、マニライトやクリアライトが効果的だと思うのですが…」

山田「特にクリアライトの場合はたくさんのコイルを組みあわせてありますから、それだけエネルギーも複雑で高度な情報が含まれ、より広範囲のところに働き、効果を現します。

 マニライトの場合、より効果的に使うには、水晶などの載せる石を変えていきながら使う方法があります。石を変えることによって働きを強めたり、情報の種類を変えることができるのです。

 そしてスカラー波というのは、形とも大きく関係していることがわかっています。エネルギーと形は無関係ではないのです。私たちのDNA分子も、なぜ二重螺旋構造をしているかといえば、大いに意味のあることだからです。また、様々な結晶、なかでも宝石がいろいろな結晶構造をもっていますが、その構造、形が性質を決めているわけで、形とエネルギーの性質は非常に深い関係にあるのです。

 ノエラ研究所の製品も形を取り入れています。コイルをただまるく巻くのではなく、星形に巻いたりしています。磁石の配置なども重視しています。たとえばノエラペンダント、クリアライトは六角形という形、六芒星を使っています。六芒星は未知のエネルギーが集まる形です。オーラを見ることができる人は、六芒星に集まったエネルギーには、真ん中に白い光の焦点のようなビームが見えると言います。六角形というのは、非常に均整のとれた形で調和を意味します。マニライトの台座も六角形で、無誘導巻きコイルも六芒星に巻いてあります。クリスタルセブンは七芒星、この形は創造性、意識の力を引き出す力があります」

人の脳もスカラー波発信器
そして究極の意識テクノロジーは「瞑想」


メンバー「器具以外では、スカラー波を発生させることはできないのでしょうか。たとえば整体などで右と左を押すときに、強めたり弱めたりすることで、できないのでしょうか」

山田「実はすでに人間の脳が、スカラー波を発生させる高度な装置であると考えられているのです。右脳と左脳が、まさにいろいろな脳波を出しているわけです。たとえば超能力者と呼ばれる人がスプーンを曲げるとき、両方の脳から出る脳波の位相がそろうのです。コイルでスカラー波を作るときと同じようなことが、脳のなかで起こるわけです。左右の脳の位相がそろったとき、最も強烈なパワーを発揮できるのです。

 土地についても同じようなことが言えます。たとえば南アルプスの長谷村ですが、あそこには中央構造線、巨大な断層があり、2つの相異なる地層が圧力でせめぎあっています。また、地中にはたくさんの結晶の粒、水晶の粒があり、それらに圧力がかかって電気が生じ、そのような地層には、巨大なスカラー波のエネルギーが集まると考えられます。そして、スカラー波のエネルギーが集まる場所には、たくさんの高次の情報や人間のマインド、サイキックなエネルギーが集まりやすいのです。そういう場所では、私たちの想念のエネルギーも強まりますから、そこで行う祈りは、他の場所で行う祈りよりも効き目があるはずです。健康にもなります。

 そのほか、クリストファー・ヒルズという人が『ピラミッドには、3種類のエネルギーがある』と言っていて、ピラミッド内にビーム状に発生しているエネルギーを『パイレイ』と名づけました。それは各原子核を結びつけているエネルギーと同じもので、そのエネルギー場に我々が置かれた場合、心の力が強められます。潜在意識も含めてです。

 エジプトのギザのピラミッドは、ある時期には秘伝を体験させる場として使われていたようです。ピラミッドのなかに入っていくと心のなかのパワーが強まりますから、人によっては恐ろしい体験をしたり、素晴らしい神秘体験をしたりしたようです。つまりその体験は、その人の心のなかの潜在意識が増幅したもの、心のなかの想念を増幅したものですから、恐怖心をもった人はさらに恐怖が増幅し、非常に恐ろしい体験をするわけです。特に王の間では、肉体から意識が離れて精神が物質を超えるという最後の秘伝を体験させるため、3日3晩を石棺のなかで過ごしたのだと言います。心がきちんと浄化されていない人は非常に怖ろしい体験をし、発狂して死んでしまった例もあると言います。

 川の流れもスカラー波と同じような効果があります。山間の川などは、うねりながら流れ、あちこちの岩につきあたりながら、たくさんのうずをつくります。そのことによって、自然に周囲の空間から気のエネルギーが流入するわけです。 このAPGのピラミッドで行う瞑想も、心の力を強めます。ここは、非常に心地がいいですね。ここに集まる人の意識で、いろいろ変化してきました。聖地というのは、自然環境がつくる場合と、人間がつくる場合がありますが、人間の心の力というのが一番強いのです。ですから、人は土地のエネルギーを汚すこともできるし、清めることもできるというわけです」

メンバー「先生は、このピラミッドのエネルギーが最終的にはどのようなエネルギーになればいいとお考えですか」

山田「理想は、ここにいるだけで健康になり、気持ちが平和になる。そういうエネルギー場になればいいなあと思っています。そうなれば幸せの波動が増すわけですから、それを世界中に広めることができるわけです。

 今日は意識テクノロジーの話をしましたが、最終的には、そうした器具は必要でなくなるのです。なぜなら、意識テクノロジーの究極は瞑想だからです。人間の精神力、意識だけでいっさいのことができうる。必ず、そういう状態になれるはずです」